日本代表は、10日にサウジアラビアと15日にオーストラリアとのW杯アジア最終予選を戦う。
イタリア人のロベルト・マンチーニ監督が率いるサウジ代表は、ここまで1勝1分だが、内容的には苦しんでいる。
初戦は格下インドネシアに1-1で引き分け、中国との第2節は退場者を出しながらも土壇場でなんとか勝利した。
先日、マンチーニ監督は招集メンバーを発表したが、その人選が物議を醸している。アル・ヒラルに所属する34歳の重鎮DFアリ・アルブリーヒが落選したのだ。
代表キャップ51を誇る彼は、9月のインドネシア戦にフル出場したが、中国戦ではメンバー外になっていた。
かつてアル・ヒラルでプレーした元オマーン代表GKアリ・アルハブシは、アルブリーヒが除外されたことに憤慨。『Saudi Tv』でこう話していたそう。
「アルブリーヒの除外は大きな驚きだ。特に次の2試合は重要で、日本は出場権獲得の最有力候補のひとつ。
アルブリーヒは代表とアル・ヒラルで素晴らしい経験を積んでおり、評論家全員が彼を近年のサウジアラビアで最も傑出したディフェンダーのひとりとみなしている。
マンチーニ監督については、理由が分からないことに慣れている。アルブリーヒを除外する明確な技術的理由はない。彼はバランスの取れたパフォーマンスでプレーしており、レベルは低下していない」
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アルブリーヒの代表選外には、正当な理由がないと感じているようだ。