ドイツ2部・カイザースラウテルンに所属するFW横田大祐(24)の評価が急速に高まっている。
今夏ヘントから期限付きで加入した横田は、先週末に行われたリーグ戦で移籍後初ゴールを記録。その形が元オランダ代表アリエン・ロッベンを彷彿とさせるものだとして話題になった。
ドイツでロッベン級のスーパーゴールを決めた元川崎ユース #横田大祐 🔥pic.twitter.com/LuAzZtD99t
— サッカーニュースQoly(コリー) (@Qoly_Live) October 30, 2024
ただそうはいっても2部リーグ。ドイツ1部、それも国内最強クラブであるバイエルンで長く活躍したロッベンとは簡単に比較できるものではないだろう。
しかし横田は、29日に行われたDFBポカール(ドイツの国内カップ戦)2回戦でも魅せてくれた。
対戦相手は昨季ブンデスリーガで2位に入った強豪シュトゥットガルト。トップ下で先発した横田はポスト直撃のシュートを放つなど印象的なプレーを見せた。
試合は1-2で敗れてしまったが、ラウテルンのマルクス・アンファン監督は「トップチームと対戦したことは誰もが分かっていること」と予想外の接戦に満足そうなコメント。
横田のInstagramには「また素晴らしいパフォーマンス!」「あなたはGOAT(史上最高の選手)だ」「どうかラウテルンに留まってください」といった声が溢れていた。
ちなみに地元メディア『BW24』はこの試合に先立ち、シュトゥットガルトのセバスティアン・ヘーネス監督が“ラウテルンの注目選手”に横田の名前を挙げていたことを伝えている。
記事によれば、シュトゥットガルトとラウテルンは9月に練習試合を行っており、横田のプレーがヘーネス監督の目に留まったのだという。
横田はそのヘーネス監督の前で再び印象的なプレーを見せた。
実父にディーター・ヘーネス(元西ドイツ代表)、叔父にバイエルンの名誉会長ウリ・ヘーネス(元西ドイツ代表)を持つ指揮官の目に改めてどのように映っただろうか。
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なお、この試合にはシュトゥットガルトに所属する日本人DFチェイス・アンリ(20)も先発出場。横田は試合後に彼とユニフォーム交換をしたようで、Instagramのストーリーに「Arigato」と感謝していた。