DF荻原拓也(25)はディナモ・ザグレブを退団することになるようだ。
今週火曜日のトレーニング中に味方から激しいタックルを受けた荻原。骨折が心配されるほどの衝撃だったが、検査の結果、幸いにも足首の捻挫で済んだようだ。
ただ3週間~1か月ほどの安静が必要とのことで、年内の試合には出場が難しくなった。
そのまま契約満了の時期を迎えるが、現地では55万ユーロ(およそ8,600万円)の買い取りオプションが行使されないと報じられている。
荻原は今年1月、浦和レッズからクロアチアの名門であるディナモ・ザグレブにレンタル料15万ユーロ(およそ2,300万円)で加入した。
チームは同シーズンに国内2冠に貢献し、荻原も今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグでドイツの絶対王者バイエルン・ミュンヘンから得点を決めている。
ただリーグ戦での出場は通算12試合にとどまっており、チームも今シーズンは3位と躓いていた。
現地では4日、『Index.hr』が「ディナモでのキャリアが終了」、『Nacional』が「さようなら、オギワラ。日本人選手がディナモで最後の試合を終え、母国に戻る」との見出しをつけて伝えている。
日本では先日、保有元である浦和が復帰を要請しているとの報道も。このままJリーグへ復帰することになるだろうか。