DAZNは5日、日本をはじめとする全世界で、来年6月にアメリカで開催される「FIFAクラブワールドカップ2025」全63試合を無料で独占配信することが決定したと発表した。
4年に一度の開催に変更・拡大された「FIFAクラブワールドカップ2025」では、日本から参戦する浦和レッズなど、世界のトップクラブ32チームが世界一をかけて激しい戦いを繰り広げることになる。
その頂点をかけた熱い戦いを、全世界で無料配信することにより、DAZNとして、FIFAの掲げる「サッカーを真のグローバルスポーツに」とのビジョンを実現するべくサポートするという。
2025年6月15日(日)にフロリダ州マイアミのハードロックスタジアムで開幕する「FIFAクラブワールドカップ2025」は、29日間にわたりアメリカ国内の12のスタジアムで試合が開催。
決勝は7月13日(日)、ニューヨーク/ニュージャージー州のメットライフスタジアムで行われる。
また、「FIFAクラブワールドカップ2025」世界独占放映権という歴史的な契約は、DAZNとFIFAのより広範なパートナーシップの始まりになるそう。
契約の中には、FIFA大会における数々の名シーンやフルマッチのリプレイ、試合のライブ配信を楽しむことができる『FIFA+』を、DAZNプラットフォームに統合することも含まれているとのことだ。
以下は関係者のコメント。
FIFA会長 ジャンニ・インファンティーノ氏
「FIFAがDAZNおよびFIFA+と提携し、クラブサッカーの最高の試合を世界中に無料でお届けすることを嬉しく思います。これにより、世界中のすべてのサッカーファンが、32のトップクラブに所属する世界最高の選手たちが、初の公式「FIFAクラブワールドチャンピオン」を目指して新たな「FIFAクラブワールドカップ」で競い合うのを見ることができるようになります。「FIFAクラブワールドカップ」は、実力主義の包括的なトーナメントで、世界中のサッカークラブの頂点を決める戦いとなります。この配信契約により、世界中の何十億人ものサッカーファンが、これまでで最も広くアクセスが可能なサッカークラブによるトーナメントを無料で視聴できるようになります。サッカーは世界をひとつにします」
DAZN CEO シャイ・セゲブ氏
「FIFAとの画期的な契約は、世界中のスポーツファンが選ぶ究極のエンターテイメントプラットフォームとなるためのDAZNの道のりにおいて、大きな節目となります。私たちは、FIFAとの長期的な関係の始まりとするべく、世界のサッカークラブの頂点を決める戦いの独占権を獲得し、「サッカーの本拠地」としての地位を固めることができ嬉しく思います。DAZNは、世界をリードするテクノロジーと、すべてのスポーツファンに最高のデジタル体験を提供することにひたむきに取り組んでいる、真にグローバルなリーチを持つ唯一無二のスポーツストリーミングプラットフォームです。私たちは、すべてのファンが、この新しい世界最高のクラブによるトーナメントのスリリングなアクションのあらゆる瞬間を視聴できるように尽力してまいります」
そのコンテンツが200を超える市場で3億人を超えて視聴されており、世界一のスポーツの継続的な成長を推進するFIFAをサポートする独自の立場にあるDAZN。
世界最大のリーグ、ライツホルダー、ブランドが選ぶパートナーとして、スポーツのデジタル変革をリードし、最先端の機能と比類のないインタラクティブ性を通じて、ファンに最も没入感が高くインタラクティブなスポーツ体験を提供していくことを目指している。