今季から松木玖生がプレーするトルコ1部リーグ。彼と同じ21歳の若手選手の振る舞いが現地で話題になっている。
リーグ最下位に低迷するアデナ・デミスポルだが、16日に行われたベシクタシュ戦では、格上相手に2-1の金星をつかみ取った。
『beIN SPORTS』によれば、アデナ・デミスポルMFマエストロは、兄弟が亡くなったとハーフタイムに訃報を伝えられたそう。
だが、彼は最下位に低迷するチームを置き去りにはできないとして、後半もプレーを続けることを志願したとか。
21歳のマエストロは、リーグ戦15試合にフルタイム出場するなど主力として活躍中。チームへのゆるぎない忠誠を示した彼は試合後にサポーターから讃えられ、チームメイトからは胴上げされていた。
Adana Demirsporlu futbolcular, karşılaşmanın devre arasında kardeşinin vefat haberini alan Maestro'yu teselli etti.
Maestro, galibiyet üçlüsünü çektiren isim oldu.#ADSvBJK #beINSPORTS pic.twitter.com/rrSsKGKCqq
— beIN SPORTS Türkiye (@beINSPORTS_TR) December 16, 2024
サポーターに挨拶した後には涙をぬぐっていたようにも見える。
トルコサッカー連盟も、亡くなったマエストロの兄弟への哀悼の意を表している。