17日、チェルシーは所属選手であるミハイロ・ムドリクが受けた尿検査で陽性反応が出たとイングランドサッカー協会(FA)から知らせを受けたと発表した。
そのうえで、「本人は禁止薬物を故意に使用したことはないと断言している」とも伝えている。ムドリクもSNS上にこのようなメッセージを投稿した。
「FAに提供したサンプルに禁止薬物が含まれていたとの通告を受けた。
自分は禁止薬物を故意に使用したり、規則を破ったりしたことは一度もないので、これは完全にショックなことであり、なぜこのようなことが起こったのかを調査するためにチームと緊密に協力している。
自分は何も悪いことはしていないし、すぐにピッチに戻れるという希望を持ち続けている。今は守秘義務があるのでこれ以上は言えないが、できるだけ早く報告する」
23歳のウクライナ代表FWムドリクは、2023年からチェルシーでプレー。
FAのガイドラインでは、陽性反応が出た選手は暫定的な出場停止になりえる。ただ、『BBC』によれば、FAはムドリクの出場停止や検査時期についてのコメントを拒否したという。
FIFAの規定では、禁止薬物を故意に摂取した場合は、最長で4年の出場停止になる。