FC町田ゼルビアは25日、横浜F・マリノスから日本代表FW西村拓真が、完全移籍加入することが決まったと発表した。
西村は1996年10月22日生まれの28歳。2015年に富山第一高校からベガルタ仙台へ加入すると、プロ4年目の2018シーズンにはJ1で11ゴールを記録。その年の8月にロシアの強豪CSKAモスクワへ引き抜かれた。
ただ欧州では思うような結果を残せず、ポルティモネンセを経て、コロナ禍が始まった2020年3月に仙台へ帰還。2022年、横浜FMへ移籍すると持ち前の決定力とハードワークがトップ下という新ポジションでハマり、3年ぶりのJ1優勝に大きく貢献した。
日本代表でも、第2期森保体制の初陣となった2023年3月の親善試合ウルグアイ戦でゴールを記録。今季は期限付き移籍したスイスのセルヴェットから半年で横浜FMへ復帰し、12試合に出場、3ゴールという成績だった。
以下は町田への移籍が決まった西村のコメント。
FC町田ゼルビア公式
「横浜F・マリノスから来ました西村拓真です。チームの目標、勝利のために自分のすべてを出します。よろしくお願いします」
横浜F・マリノス公式
「FC町田ゼルビアに移籍することになりました。最高のチームメイト、監督、スタッフ、すばらしいファン・サポーターに出会い、とても幸せな3年間でした。横浜F・マリノスのエンブレムを背負い、一緒に戦えたことに感謝しております。最高の時間をありがとうございました」
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今季、初挑戦のJ1で3位に入った町田にとっては、アビスパ福岡から獲得したMF前寛之に続くこのオフの大型補強となった。