中田浩二

1979年7月9日生まれ

1979年生まれの「黄金世代」。その一人である中田浩二は、身長180cmを超える大型ボランチとして高校時代から脚光を浴びた。

3年次にはキャプテンとして選手権に出場。甘いマスクを含め話題を呼んだが、伝説の「雪の決勝」では同い年の本山雅志らを擁するタレント軍団・東福岡に1-2で敗れ準優勝に終わった。

卒業後は鹿島アントラーズへ加入し、本山とチームメイトに。クラブで数々のタイトルを手にしつつ、日本代表としても2度のワールドカップに出場。海外挑戦も果たした。

2014年に引退し、鹿島のクラブ・リレーションズ・オフィサー(C.R.O)に就任。今年10月からはフットボールダイレクターとして強化を担っている。

田中達也

1982年11月27日生まれ

山口県出身の田中達也は、帝京の輝かしい歴史において、特大のインパクトを残した一人。

167cmと小柄ながら、1年次からロマンあふれるドリブル小僧ぶりを発揮。凄まじい推進力でサッカーファンを魅了し、2年連続同じ顔合わせとなった東福岡との選手権決勝でもスタメン出場を果たした(2-4で敗れ準優勝)。

2001年に加入した浦和レッズでもドリブラーとして結果を残すと、3年目にはナビスコカップ(当時)でニューヒーロー賞を受賞。日本代表でもジーコ、イヴィチャ・オシム、岡田武史という3人の監督のもとでプレーした。

2013年にアルビレックス新潟へ移籍し、引退後はそのまま新潟でトップチームのアシスタントコーチに就いている。なお、アルビレックス新潟レディースで所属するFW田中聖愛は長女。