今季から英2部リーズでプレーする日本代表MF田中碧。
首位を走るチームを牽引する活躍を続けており、「ジェームズ・ボンド級」と現地での評価を高めている。
15試合連続で先発起用されていたが、26日に行われたストーク戦では控えとなり、後半35分からの出場となった。
『Yorkshire Evening Post』によれば、ダニエル・ファルケ監督は、その理由をこう説明していたそう。
「田中碧はこれまでもこれからも我々にとって重要な選手だ。この数週間の彼は圧倒的だった。ただ、今は29日で8試合を戦っている最中であることを忘れてはならない。これからは10日で4試合がある。
碧はイングランドで1年目だし、クリスマス期間にプレーしなければいけないのも初めてのことだ。(これまでプレーしていたドイツなら)いつもはソファでくつろいでいた(笑)
彼はこの忙しい時期にずっとプレーしてきた。
常にピッチに立たせたいが、時には休ませることも必要。その決断が今日になったのは、戦術的な観点からこの試合が合っているような気がしたからだ。最近のアウェイゲーム1~2試合でも、少し休ませたほうがいいようにも見えたからね」
リーズは瀬古樹も所属する19位ストークを2-0で撃破したが、格下相手に田中は温存したようだ。
この後もリーズは12月30日、1月2日、5日と試合が続く。