今季、レアル・マドリー・カスティージャから同じくスペイン3部のアモレビエタにレンタル移籍した中井卓大。

21歳になったMFは、元スペイン代表のフレン・ゲレーロ監督のもとでレギュラーとして起用されていた。

だが、そのゲレーロ監督は10試合で1勝3分6敗と低迷すると、10月末に解任。すると、中井の出場機会は激減し、11月以降は2試合で30分ほどしかプレーしていない。

昨季2部から3部へ降格したアモレビエタは、1925年創設。来年で創設100周年を迎えるが、今季も苦戦しており、3部グループ1の最下位で2024年の日程を終えた。

そうしたなか、地元紙『DEIA』は、「ファンは、少なくとも最下位から脱出し、現在よりも良い時間を過ごすのに十分な反撃を期待している。そして、100周年を祝うことを。いずれにせよ、降格後に新しいカテゴリーに適応するのは簡単ではない」と伝えていた。

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そのうえで、「中井はエレガントさでシーズン前半に貢献していた」と評価。ただ、「スポーツディレクターは冬の移籍市場で攻撃面での欠点を補おうとするのは間違いない」とも伝えており、降格回避のためにも18試合で17得点の得点力改善のためにテコ入れを行う見込みのようだ。

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