イギリスメディア『Villa News』や『BirminghamLive』など複数メディアは2日、イングランド1部アストン・ヴィラがJ1ヴィッセル神戸のFW宮代大聖の獲得に向けて動いていると報じた。

宮代は2024年に神戸に移籍。移籍1年目となる昨シーズンはリーグ戦11得点をあげるなど、主力選手として神戸のリーグ優勝に大きく貢献していた。

また『BirminghamLive』は続けて、神戸は宮代の代わりとなる選手をヴィラから提供されることを望んでいるとも報じている。主力選手である宮代のプレミア移籍が実現すれば、神戸にとっては大きな痛手だが、ヴィラとのトレードの形であれば更なる戦力増強の可能性も見込める。今後の状況に注目だ。

日本代表FW上田綺世、インドネシア代表に帰化したというフェイクニュースが拡散

なお、いずれの現地メディアも「日本の報道によると」「日本のジャーナリストによると」という形で報道を行っている。当該記事の執筆時点で、日本では宮代の移籍報道は行われていない上、挙げられたジャーナリスト名も責任の所在が明らかでないX(旧Twitter)のアカウントとして知られている。

移籍市場が開幕する時期が近付くと、こうした真偽が定かではない移籍情報も多く報じられる。「現地紙が報道」「有名ジャーナリストが示唆」といった見出しを見つけても、本当にオフィシャルな報道媒体が報じているものなのか、今一度気を付けていただきたい。

【厳選Qoly】高校サッカー、背番号10番以外が「エースナンバー」の強豪チーム5選