2026年W杯アジア最終予選で日本代表と同じグループCを戦っているインドネシア。
2020年からチームを指揮してきた功労者といえる韓国人のシン・テヨン監督を電撃解任した。
新指揮官候補に浮上しているのは、元オランダ代表FWパトリック・クライファートだ。
インドネシアはオランダの旧植民地だったことからつながりが深いが、クライファートは父親がスリナム出身、母親がキュラソー出身。
インドネシアサッカー協会のエリック・トヒル会長は、クライファートが新監督に就任する可能性を否定していない。その2人がすでに対面していたと話題になっている。
トヒル会長、両隣にはクライファートと元オーストラリア代表ティム・ケイヒルが写っている。
これは昨年1月にドーハで行われたアジアカップの日本対インドネシア戦での出来事。試合は3-1で日本が勝利したが、当時はシン・テヨン監督に解任説は浮上していなかった。
インドネシアと日本は6月の最終予選最終節で対戦する。クライファートは元オランダ代表監督のルイス・ファン・ハール氏とのタッグでインドネシアを率いるとも噂されているが、果たして。
ちなみに、ファン・ハール監督が率いたオランダ代表は2013年に日本代表との親善試合を行ったが(2-2の引き分け)、当時アシスタントコーチだったクライファートもベンチにいた。