FC町田ゼルビアは8日、MF黒川淳史とDFチャン・ミンギュが、海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱することになったと発表した。
黒川は1998年2月4日生まれの26歳。大宮アルディージャのアカデミーで育ち、2016年にトップ昇格。水戸ホーリーホックへの期限付き移籍も経ながら成長すると、2020年から2シーズンは大宮の10番を背負った。
当時海外移籍の可能性もあったがメディカルチェックで引っかかり実現せず、2022年にジュビロ磐田へ移籍。翌2023年に町田へ加入し、昨季は3月から水戸へ期限付き移籍していた。
チャンは1999年3月6日生まれの25歳。韓国の富平高校から漢陽大学を経て、2020年にジェフユナイテッド千葉でプロ入り。1年目からDFラインの新戦力として活躍した。
2023年に町田へ移籍すると、37試合に出場、4ゴールをあげてチームのJ1初昇格に大きく貢献。自身初挑戦となった昨季のJ1でも16試合に出場していた(1試合を除き先発フル出場)。
両選手については、移籍先が決まり次第あらためて発表されるとみられる。
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なお、町田はこの前日、仙頭啓矢、イブラヒム・ドレシェヴィッチ、ナ・サンホ、バスケス・バイロン、ミッチェル・デューク、エリキとの契約更新、および守田達弥(柏レイソル)と岡村大八(北海道コンサドーレ札幌)の完全移籍での獲得を発表している。