2026年ワールドカップに向けたアジア最終予選のグループCで首位を独走している日本代表。

今月にバーレーンとサウジアラビア、6月にオーストラリアとインドネシアと対戦する。

世界4位となる人口2.7億人を誇るインドネシアではサッカー人気が高く、現地メディアによれば、日本で行われる6月の最終戦チケットも数時間で完売したとか。

6月10日に市立吹田サッカースタジアムで行われるインドネシア戦のチケットは3月15日に販売が始まったが、『Jawa Pos』や『KBA News』は「大阪での試合チケットが3時間で完売、インドネシアサポーターの熱狂が高まる」と伝えている。

「チケット販売の発表は、日本にあるインドネシア代表チームサポーターコミュニティによって行われたが、わずか3時間後に南スタンドのチケットは完売になった。

インドネシア代表サポーターのコーディネーターのひとりは、多くのサポーターが日本に行き、試合を生で観戦することを確認した。

『確かに私たちのなかには行く人もいます。さらに、日本に住み、働いているインドネシア国民もスタジアムを埋め尽くし、代表を直接応援するでしょう』

試合のチケットが完売した要因の一つは、日本に住むインドネシア人の多さにある。最新のデータでは、2024年に日本に居住するインドネシア人は2万8千人に達する。

さらに、インドネシア代表が最終予選に進出したことで、インドネシアサッカーへの情熱が再燃した。

国民の熱狂度の高さは、日本に敗れたことを彼らが気にしていないことを示している。

昨年11月の日本戦でインドネシア代表は0-4の敗北を喫したが、これによってサポーターの熱意が薄れることはなかった。

インドネシア人が自分の好きなチームの試合を観戦することに熱中していることに疑いの余地はない。彼らは、たとえ海を渡ることになったとしても、インドネシア代表の試合を見るためなら何でも犠牲にする覚悟がある。

何千人ものサポーターが大阪のスタジアムを赤く染め、サムライブルーとの大きな挑戦にチームにさらなるエネルギーを与える準備ができている」

また、「まだ3カ月もあるにもかかわらず、この試合がインドネシアの人々から並外れた注目を集めていることが判明した」とも伝えられている。

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日本は本大会出場に王手をかけているが、インドネシアは最終戦まで出場権争いがもつれる見込みで、「この試合がW杯への道筋を決める可能性があるため、サポーターは非常に熱心にこの戦いを待っている」とのこと。

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