トロント・ブルージェイズでメジャー1年目を送る岡本和真が、球団の歴史のなかで両極端な記録を刻んだようだ。

今季ここまで30本塁打を放つなど、ブルージェイズの新人としては球団新記録を達成した岡本。日本生まれのプレーヤーがMLBで30本に到達するのも史上5人目となった。

その一方で『Heavy』によると、岡本は今季171三振に到達し、ブルージェイズの打者としてシーズン最多三振の球団記録を更新したとのことだ。

これまでのワースト記録は、2017年のホセ・バティスタと2022年のマット・チャップマンが記録した170三振だったため、岡本は彼らを抜き去って単独ワースト1位になったそうだ。

ブルージェイズは4年総額6000万ドル(およそ92億円)で岡本と契約を結んだ。30本塁打という結果はその期待に応えるだけのものになっている。またサードだけでなくファーストも任されることがあり、現時点でのbWAR(貢献度を表す指標)は2.0。チームにプラスをもたらしていることが数字にも表れている。

MLBでは、球速だけでなく変化球の鋭さも配球パターンも日本とは異なっており、岡本はその適応の過程で空振りが増えているという。後半戦ではさらに長打を警戒されながら、外角への変化球や高めの速球で攻められ、配球に苦しめられる場面も目立つようになった。

それでも、「三振は問題だが30本塁打という見返りなら受け入れられる」と現地ではその貢献を高く評価する声が多くなっているとのことだ。

筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images

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