2026年ワールドカップで自身6度目の出場を果たす見込みのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。
40歳のレジェンドFWへの処分が注目されていた。
ロナウドは13日に行われたアイルランドとのW杯予選で相手選手にエルボーを見舞ったことで一発退場になった。
ポルトガルは16日のW杯予選最終戦に勝利して本大会出場が決定。ただ、ロナウドは暴力的行為による3試合の出場停止処分が予想されており、そうなった場合、W杯本大会で開幕から2試合は欠場を余儀なくされるはずだった。
だが、『BBC』などによれば、ロナウドへの出場停止処分は1試合だけになり、それはW杯予選最終戦ですでに消化されているため、W杯本大会での欠場はなくなったという。
暴力行為は通常3試合の出場停止処分となるが、2試合目と3試合目の処分は1年間の執行猶予になった。
FIFAは「ロナウドが執行猶予期間中に同じような違反を再び犯した場合、懲戒決定で定められた出場停止は自動的に取り消され、残りの2試合(の出場停止処分)が直ちに履行されなければならない」と説明。
この対応について、『BBC』は「ロナウドが代表戦226試合目で初めてのレッドカードだったことが考慮された」としている。
通常なら3試合出場停止のはずが、特別に処分を1試合に『減刑』する異例の対応になったようだ。
筆者:井上大輔(編集部)
