「壊れたFAX」が阻んだデ・ヘアの移籍

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2015年、レアル・マドリーとマンチェスター・ユナイテッドという世界的名門同士の取引を台無しにしたのは、皮肉にも「テクノロジーの不備」だった。

両クラブはダビド・デ・ヘアとケイロル・ナバスを入れ替えるというGK同士の大型トレードで合意に達していた。しかし、移籍市場が閉まる直前、FAX機のトラブル(とされる)が発生。必要書類の提出が間に合わず、移籍は消滅した。

両クラブは互いに「相手のミスだ」と主張し合い、泥仕合になった。当初はユナイテッド側のFAX機の故障が原因と報じられ、レアル・マドリーは選手登録期限の夜10時を過ぎてしまったため、デ・ヘアはマンチェスターに残ることになった。

ユナイテッド側は「時間内に手続きを完了した証拠がある」と声明を出したが、同時にデ・ヘアが残留することへの「喜び」を露わにし、疑念を呼ぶ形となった。この騒動を教訓に、移籍手続きはFAXからより確実なシステムへと移行していくことになる。

※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。

筆者:石井彰(編集部)

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