ラミン・ヤマル
代表:スペイン
彼の場合、絶対的な評価が落ちることはないだろうが、このワールドカップは難しい立場で迎えることになり、「残念がられる可能性がある」選手だと言える。
世界的なスターとしての立場を確固たるものにした彼は、いま期待値がかなり高い状況にあるが、その一方で怪我によって「ギリギリワールドカップに間に合う」という状況である。素晴らしいコンディションで臨めることはないだろう。大会でキレを見せられなかったり、スペインが早期敗退してしまった場合、世界が落胆することになるだろう。
アーリング・ハーランド
代表:ノルウェー
マンチェスター・シティで得点を量産する世界のストライカー、アーリング・ハーランド。彼の能力に疑いはないものの、点取り屋は周りのプレーヤーの質に左右される部分が大きい。
ノルウェー代表は1998年大会以来28年ぶりの出場であり、このワールドカップで決勝トーナメントに行けるかどうかという立場だ。ハーランドはその中で重要な役割を担うことになるが、一方で世界レベルの相手に完全マークされるのは必至。そこで活躍できれば「さすが」であるが、ハーランド一人でどこまで席巻することができるか。
ノルウェーの試合をあまり多くの人が見ていないだけに。「代表では意外と支配できない」「数字ほど怖くない」という評価を受ける可能性もあるだろう。
フィル・フォーデン
代表:イングランド
彼の場合は、ワールドカップでプレーできるかどうかの点でも微妙なところだ。トーマス・トゥヘル監督は「フォーデンの立場は保証されていない」と話しており、招集されるのかどうかも確実ではない。
以前プレーした日本代表とのフレンドリーマッチでは軽率なプレーで失点の原因になり、クラブレベルほどの活躍を見せていない状況である。前線の選手層も厚いイングランド代表において、本調子ではない彼に与えられるようなポジションはないともいえる。
モハメド・サラー
代表:エジプト
彼ほど国の期待を一身に背負う選手はいない。エジプトの象徴としてワールドカップに臨む彼であるが、大会前の状況は不穏だ。この夏にリヴァプールを退団することになり、さらにハムストリングの怪我を抱えているなか、コンディションの不安が囁かれている。
もちろんワールドカップには間に合わせてくるだろうが、そのなかで見せるプレーが全盛期のものであるとは限らない。そして、彼の活躍なくしてエジプトの勝利はありえない。「もう終わった選手」と言われてしまうのかどうか、モハメド・サラーにとって今回の大会は今後のキャリアを左右する舞台であると言える。
