ケヴィン・デ・ブライネ
代表:ベルギー
個人の技術や実績だけであれば、ケヴィン・デ・ブライネの評価は確固たるものがある。しかしながら、彼は長い怪我での離脱を終えたあとであり、ワールドカップに万全の状況で臨めるのかどうかは確実ではない。
今季ハムストリングの怪我によって手術を余儀なくされ、128日間ものリハビリを余儀なくされた。彼自身は「予想より早く復帰できた」と語っていたものの、もともと怪我がちな彼にとって負担は大きな状況にある。
彼のキャリアにおいて最後のワールドカップになると言われている今大会。有終の美を飾るのか、むしろ「衰退した」と言われてしまうのか。その分水嶺となるだろう。
ネイマール
代表:ブラジル
彼の場合は、このワールドカップで活躍しなければ「終わったスター」として扱われてしまうことだろう。
パリ・サンジェルマンを退団したあと、サウジアラビアのアル・ヒラルでプレーすることを決断し、その後大きな怪我によって長期離脱を経験。この数年のネイマールのキャリアは、まるで階段から転げ落ちるかのようだった。
彼自身はワールドカップへの出場を求めて古巣サントスへと加入し、復調を志して努力を続けているものの、ブラジル代表を率いるカルロ・アンチェロッティ監督はここまで彼をメンバーに加えていない。かつてメッシ、クリスティアーノ・ロナウドとともに世界最高の3人と数えられていた彼が、キャリアを華やかな形で終えることができるのかどうか。それが問われるワールドカップになるだろう。
クリスティアーノ・ロナウド

(C)Getty Images
代表:ポルトガル
もはや一人の選手という存在ではないクリスティアーノ・ロナウド。41歳という年齢で自身6回目のワールドカップへと挑む。盟友ブルーノ・フェルナンデスも、「ロナウドのキャリアを優勝で飾ってやりたいんだ」と話しており、彼のためのワールドカップになるはずだ。
ただ、ポルトガル代表はまだ一度も優勝を果たしたことがないチームであり、そこまで行ける可能性は決して高くはない。そして、クリスティアーノ・ロナウドは完全なコンディションで臨めるのかどうか、決勝戦までそのパワーは継続させることができるのか。依存度が高いだけに、彼が機能しなければポルトガルも勝つことはできない。キャリアの最後で有終の美となるだろうか。
※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。
筆者:石井彰(編集部)
