日本代表は21日にチュニジアとのワールドカップ第2戦を戦う。
そのチュニジアは前代未聞の騒動に見舞われている。
スウェーデンとの初戦に1-5で惨敗したことで、本大会中にもかかわらず、サブリ・ラムーシ監督を電撃解任したのだ。
チュニジアサッカー連盟は相互合意のもとでラムーシ監督との契約を解除したとしつつ、エルヴェ・ルナール新監督の就任も発表している。
この2人には因縁がある。ラムーシ監督は2014年ワールドカップではコートジボワール代表を率いて日本を撃破したものの、グループステージで敗退すると大会後に辞任。その後、コートジボワールの新指揮官に就任したのが、ルナール監督だったのだ。
ラムーシ監督は現役時代はフランス代表だった人物だが、両親がチュニジア人。
チュニジアは今ワールドカップ予選を無敗で突破したが、今年1月のアフリカ杯で低調に終わったことで、サミ・トラベルシ監督を解任。
その後、ラムーシ監督を招聘したものの、新指揮官もチームを引き上げることができず、求心力を失っていたようで、わずか5試合で電撃解任となった。
『L'Équipe』によれば、ラムーシ監督は大会中の解任に計り知れないほどのショックを受けていたという。
選手たちとの関係も悪化していた指揮官は、代表団の公式夕食会が終わるのを待ってから、ひっそりとホテルを後にしたそう。できるだけ早くメキシコを離れること、後任監督とは顔を合わせないことだけを強く希望していたとも。
『Winwin』によれば、ラムーシ監督は契約条項に従い、3か月分の給料に相当する33万ディナール(約1820万円)の違約金をチュニジアサッカー連盟から受け取るという。
筆者:井上大輔(編集部)
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