自身初のワールドカップ出場で活躍を見せている日本代表MF佐野海舟。
彼の弟である佐野航大もメンバー入りが期待されていたが、無念の落選となった。
22歳の佐野航大は、オランダ1部NECで今シーズンブレイク。サッカーIQに優れたMFは、フィールドプレーヤーとしてリーグ唯一の全試合フルタイム出場という鉄人的記録を打ち立て、チームの3位躍進に大きく貢献した。
オランダリーグ屈指のMFになった佐野は、今夏にはビッグリーグ移籍が噂されている。
そうしたなか、かつて浦和レッズを指揮した元オランダ人監督ア・デモスは、古巣でもあるオランダ王者PSVに獲得を勧めているようだ。『Heet van de Herdgang』でこう述べたそう。
「佐野は働き者タイプだ。泥だらけになってピッチを去るようなタイプ、その心肺機能は驚異的。
NECの試合をいくつかじっくり見たが、素晴らしい選手だ。
フェイエノールトに彼は必要ないかもしれないが、さらに成長したら、他の日本人選手たちのようにプレミアリーグへ移籍できるかもしれない。
(PSVの)ピーター・ボス監督もきっと気付くだろうが、彼が非常に優れているのはボールを受ける前から次を考えている点。
彼はフレンキー・デ・ヨングのような『郵便配達人』にはならないだろう。
ワンタッチでプレーできる。それはボス監督のシステムにおけるあのポジションにおいて重要だ」
PSVを率いるオランダ人のボス監督は、現役時代にジェフユナイテッド市原(現ジェフ千葉)でプレーした元Jリーガーでもある。ハードワークをいとわない佐野は、PSVにはうってつけの存在だと見られているようだ。
なお、フレンキー・デ・ヨングは29歳のオランダ代表MF。久保建英が惚れ込むほどのテクニックを持っており、世界的強豪バルセロナで活躍してきたスター選手だ。
ただ、今ワールドカップの日本戦ではプレーが遅いとの批判を受けた。ここでの『郵便配達人』も同様にネガティブな意味合いが込められているようだ。
ちなみに、デ・ヨングも中長距離でオリンピックに出られると評されたほどの高い身体機能を持っている。
筆者:井上大輔(編集部)
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