ブラジルという国の名前は、サッカーというスポーツの名前と同じくらいに象徴的な存在だといえる。彼らが身にまとうカナリア色のユニフォームは独特の雰囲気をまとっており、そのオーラは数々のサッカーファンにとって崇拝の対象となる。

代表チームにおいても、クラブチームにおいても、ブラジルは常に世界を席巻するスター選手を生み出してきた。今回は『Football Fancast』から「ブラジル代表の歴史上最も輝かしいスター選手」TOP5をご紹介する。

ロマーリオ

ブラジルがこれまでに生み出した中で、最も純粋なフィニッシャーの一人がロマーリオだ。小柄で鋭く、ペナルティエリア内ではマークすることすら不可能になる。そのキャリアは、巧みな動き出しと不敵なまでの自信、そして冷酷なほどの決定力の上に築かれた。

彼は試合に影響を与えるために何度もボールに触れる必要はなく、90分の中でたった一度のチャンスがあれば十分だった。PSV、バルセロナ、そしてヴァスコ・ダ・ガマでゴールを量産し、エールディヴィジやラ・リーガのタイトルを獲得している。

しかし、彼の最大の功績は1994年のアメリカ大会ワールドカップにある。実利主義的だが強力だった当時のセレソンにおいて、彼は中心人物として重要なゴールを連発。ブラジルに24年ぶりの世界王者をもたらし、自身も大会MVP(ゴールデンボール)に輝いた。ゴールという行為を芸術の域にまで高めた、直感的で致命的なストライカーだった。

ロナウジーニョ

画像: (C)Getty Images

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ロナウジーニョの全盛期は決して長くはなかったかもしれないが、彼ほどサッカー界に「喜び」をもたらした選手は他にいない。

絶好調の時の彼は、まるでピッチを自分専用の遊び場のように扱い、変幻自在のタッチ、ノールックパス、不可能なドリブル、そして相手を翻弄するゴールを次々と披露した。グレミオとPSGで頭角を現すと、バルセロナで世界的スーパースターへと上り詰め、2度のラ・リーガ制覇、チャンピオンズリーグ優勝、そしてバロンドールを手にした。

ブラジル代表では2002年の日韓W杯優勝メンバーの一員であり、イングランド戦で放った大胆不敵なフリーキックは大会屈指の名場面として刻まれている。代表通算97試合33ゴール、コパ・アメリカも制した。ブラジルサッカーが魔法のようで、遊び心に満ち、予測不能であることをファンに思い出させてくれた歴史的なエンターテイナーだ。

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