シント=トロイデンVV

日本人選手:冨安健洋、遠藤航、鎌田大地、関根貴大、木下康介、小池裕太ほか多数

海外クラブが日本人選手を集めるケースにおいて、シント=トロイデンこそがその「元祖」であり象徴だ。DMM社が経営権を取得して以来、クラブはJリーグと欧州を繋ぐ架け橋としての役割を鮮明にしてきた。

象徴的なのは2018-19シーズンだ。冨安健洋、遠藤航、鎌田大地、関根貴大、木下康介、小池裕太の6名が在籍し、シャルルロワ戦では4名がスタメンに名を連ねた。そして、冨安はボローニャを経てアーセナルへ、遠藤はリヴァプールへ、鎌田はブンデスリーガを代表する選手になった。

その後もクラブは日本からの補強を継続し、常に3名以上の日本人を抱えながら、ベテランの代表クラスと若手有望株を織り交ぜてきた。今季も畑大雅、谷口彰悟、伊藤涼太郎、小久保玲央ブライアン、松澤海斗、新川志音、石渡ネルソンと7名が同時所属している。

VfBシュトゥットガルト

日本人選手:遠藤航、伊藤洋輝、原口元気

2023年1月に原口元気がウニオン・ベルリンから加入したことで、シュトゥットガルトに経験豊富な日本人トリオが誕生した。すでにチームの主軸となっていた主将の遠藤航、そしてディフェンダーの伊藤洋輝に加わる形となった。

3人とも複数の役割をこなす戦術眼を持っており、不安定なシーズンを送るチームにとって極めて貴重な存在だったと言える。2023年夏に遠藤がリヴァプールへ移籍したため共闘期間は短かったが、ブンデスリーガのクラブにおける「実力派日本人セット」としては歴代屈指の豪華さだった。

ポルティモネンセ

日本人選手:権田修一、安西幸輝、西村拓真、中村航輔、川﨑修平、小林友希他

ポルティモネンセは、単一の移籍マーケットだけでなく、継続的に日本人選手を集めてきたチームである。2020年初頭にはGK権田修一、SB安西幸輝に加えて西村拓真が加入し、ポルトガル1部で日本人トリオを形成した。

その後2021-22にはポルトから復帰した中島翔哉、川崎修平、中村航輔ら3人が在籍。さらに2024-25には中村航輔に小林友希、モヨ・マルコム強志が加わってトリオが完成している。

FCザンクト・パウリ

日本人選手:藤田譲瑠チマ、安藤智哉、原大智

ザンクト・パウリは、わずか7ヶ月足らずの間に日本人トリオを揃え上げた。2025年夏に加入したMF藤田譲瑠チマは、ボール奪取能力だけでなく、プレッシャーをいなして低い位置からゲームを組み立てる力を発揮して主力に。

その活躍も会ってか、2026年1月にはアビスパ福岡での活躍と日本代表デビューを経てDF安藤智哉が加入。さらに冬の移籍期限直前、京都サンガF.C.からFW原大智を獲得した。

残念ながらブンデスリーガからは1年で降格することになったが、残留争いの中で藤田譲瑠チマは確実に評価を高め、ステップアップが噂される存在になった。

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