5位:ジェームズ・トラッフォード(マンチェスター・シティ → リーズ)

移籍金:4670万ユーロ(およそ86億円)

2026年夏、リーズ・ユナイテッドがマンチェスター・シティから23歳のジェームズ・トラッフォードを獲得。移籍金はおよそ4000万ポンドと報じられ、クラブ史上最高額であると同時に、英国人GKとしても史上最高額となった。

シティのアカデミー出身。アクリントン・スタンリー、ボルトンへのローンを経て、2023年にバーンリーへ完全移籍した。その後シティへ戻ったものの、世界屈指のGKが揃うクラブで定位置を奪うのは容易ではなかった。

2025-26シーズンの出場は17試合にとどまり、継続的に試合へ出るためリーズを選んだ。彼らのようなクラブにとってはこれはかなり大胆な「賭け」だ。

4位:アンドレ・オナナ(インテル → マンチェスター・ユナイテッド)

5020万ユーロ(およそ93億円)

2023年、マンチェスター・ユナイテッドは12年間守護神を務めたダビド・デ・ヘアとの別れを決断する。その後継に選ばれたのがアンドレ・オナナだった。

決め手は足元だった。当時のエリック・テン・ハフ監督はアヤックス時代にオナナを指導しており、その特性を誰よりも理解していた。デ・ヘアは驚異的なシュートストップで長年チームを救った一方、後方から細かくつなぐスタイルへの適応には課題を抱えていた。

もっとも、加入後はミス絡みの失点もあり、この金額に見合うのかという視線に晒されてしまった。そしてエリック・テン・ハフ監督も評価を受けられず、最終的に3シーズン目の途中で解任されている。

3位:ジャンルイージ・ブッフォン(パルマ → ユヴェントス)

移籍金:5288万ユーロ(およそ98億円)

このランキングで異質なのは、彼だけが2000年代初頭にこの金額を記録している点だ。2001年、ユヴェントスがパルマから23歳のジャンルイージ・ブッフォンを獲得。クラブ公式によれば当時1050億イタリア・リラで、『Transfermarkt』ではこれは5288万ユーロ相当とされる。GK世界最高額の誕生だった。

そしてこの記録は、その後17年間も破られていなかった。当時の5000万ユーロ超は、いまの感覚以上に桁外れの数字である。17歳でパルマのトップチームにデビューし、若くしてイタリア代表に定着。反応速度、1対1の強さ、ゴール前での存在感を兼ね備え、20代前半ですでに世界最高のGK候補だった。

ユヴェントスでは公式戦685試合に出場。アレッサンドロ・デル・ピエロに次ぐクラブ歴代2位である。セリエAを何度も制し、2006年のカルチョ・スキャンダルでクラブがセリエBへ落ちた際も残留を選んだ。同じ年、イタリア代表としてワールドカップも掲げている。

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