移籍金総額30億円ほどでオランダ王者PSVへ移籍した佐野航大。

佐野は日本代表経験もある22歳の万能型MFだ。

ファジアーノ岡山でプロになると、10代にしてオランダ1部NECへ移籍。サッカーIQとテクニック、タフさを兼ね備えた逸材として、昨季は3位躍進に貢献すると、今夏に強豪PSVに引き抜かれた。

また、兄である佐野海舟も日本代表で活躍するスター選手だ。

佐野はこの夏にPSVからドルトムントに移籍した27歳のオランダ代表MFユーイ・フェールマンの後継者として期待されている。

そうしたなか、PSVのOBでもある元オランダ代表アーノルト・ブルッヒンクは、『ESPN』でこう語っていた。

「佐野は決して走ることをやめない。もっとゴールを決める必要はあるが、試合での落ち着きを見れば…本当に何でもできる選手だ。

常にピッチを素晴らしい視野で見ているし、適切なスペースが空くのを待ちつつ、積極的な守備も厭わない…彼は絶対に止まることがない。

ピーター・ボス監督も、彼のセカンドボール回収を讃えていた。

常に前へ進もうとする意欲があり、フェールマンと同じように周りの選手のためのスペースメイクもできる。

佐野は信じられないほどのオールラウンダーだが、フェールマンよりもずっと若く、はるかにダイナミック。

PSVがまったく同じ代役を探さなかったのはよかったと思う。今のPSVに唯一欠けているのは、セットプレーのキッカーくらいだ」

佐野は昨季のオランダ1部リーグで唯一全試合に完全フルタイム出場したフィールドプレーヤーだった。その鉄人ぶりも評価されているようだ。

PSVは11日のUEFAチャンピオンズリーグでシャフタールと対戦する。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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