鈴木唯人、後藤啓介、山本理仁、日本人の母とドイツ人の父を持つ長田澪ことミオ・バックハウスが所属するフライブルク。
ブンデスリーガ5節を終えた時点で4勝1分と好調で首位に立っている。
11日に行われた田中聡擁するシャルケとの第5節にも2-1で勝利。退場者を出して数的不利になるも、終盤に後藤のブンデス初ゴールで勝ちをもぎ取った。
その一戦で悲運に見舞われたのが、24歳の鈴木。後半19分に2枚目のイエローカードを提示され、退場を宣告されてしまったのだ。
鈴木は不満をあらわにピッチを去る際、広告看板を蹴りつけて怒りを爆発させていた。
1枚目のイエローはボールを蹴り飛ばしたことに対するものだったが、相手選手がピッチに倒れた後にプレーを切るためにボールを蹴り出したようにも見えた。鈴木が退場になるのはプロ人生で初。
フライブルクのユリアン・シュスター監督は、こう述べていた。
「唯人が退場になった後、チームは彼を支えるために団結した。
途中出場した選手たちも、1人少ないことを感じさせないようなプレーを見せてくれた。
もちろん、唯人にあのようなことがあってはいけなかったし、不必要な退場だった。
しかし、1人少ない状況で戦い抜いた選手たちを本当に誇りに思う」
好調のフライブルクは、鈴木の退場をチームとしてカバーすることができたようだ。
一方、シャルケのミロン・ムスリッチ監督は「あのレッドカードが出るまではアウェイの地で素晴らしい戦いぶりを見せていた。だが、あの退場によって試合の流れが少し変わってしまった。その責任は自分にある。リスクを冒しすぎた」と謝意をあらわしていた。
筆者:井上大輔(編集部)
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