2010年11月24日(水) - パンクリティオ(ヘラクリオ)
Ergotelis
0
0-0
0-2
2
Olympiacos
得点者
78'
90+5'
パンテリッチ
フステル

24日、2週間前に大雨の影響で中止処分が下されていた、ギリシャ国内リーグ(スペルリガ)第10節、エルゴテリス対オリンピアコスが後半45分のみという変則的な形で再開され、オリンピアコスが勝利した。

両チーム共に2週間前のメンバーから入れ替えたが、功を奏したのはオリンピアコスのほうであった。エルゴテリスは、ナイジェリア人MFオリセーに代わって、テクニックのあるブラジル陣MFベト、ハンディに代えてオルファノスを起用して、中盤を制そうとしたが、試合を支配したのは自力に勝るオリンピアコス。ゴール前の迫力に欠けていたこともあり、この試合はスタートからセルビア代表FWパンテリッチを配置。その後ろにミララス、リエラ、ロンメダールを並べる攻撃的シフトを形成。試合途中から守備に専念しだしたエルゴテリスの防戦に苦戦する時間が続いたが、79分にCKからの2次攻撃でパンテリッチが待望の先制点を奪うと、後半ロスタイムには、この日はベンチからスタートすることとなり、悔しい思いを感じていたであろうフステルが正確なミドルシュートを突き刺し、勝負あり。

前節、2位パナシナイコスとの直接対決に敗れたことで、勝ち点で並ばれてしまったオリンピアコスだが、この結果により、再びパナシナイコスに勝ち点差3を付けて単独首位に立った。

一方、ギリシャの南に浮かぶクレタ島を本拠地とするエルゴテリスは、最下位から2番目の15位で足踏み。シーズン序盤には連勝もあったが、ここ5戦勝利なしと降格圏脱出に苦心している。

(筆:Qoly編集部 T)


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