連盟は、明らかに私に不利な条件を示してきた」

5月9日、スーパースポーツ・ドットコムは「マリ代表監督を務めているアラン・ジレス氏の契約が延長されないことに決まった」と報じた。

アラン・ジレス氏は、ミシェル・プラティニ(現UEFA会長)やジャン・ティガナなどとともにフランス代表の中核を担い、「魔法のカルテット」と呼ばれた中盤の一員となったかつての名選手。2010年からマリ代表を率いて、先日行われたアフリカネイションズカップでは準決勝に進出し、3位という結果に導いている。

契約が5月30日に切れることから延長を目的とした交渉が進められてきたが、ジレスは条件に納得できず退任することが決まったという。

「マリサッカー連盟は、明らかに私に不利な条件を示してきた。提案された契約条項では、連盟の関係者がプレイヤーを選択して代表に招集し、彼らの選んだメディカルスタッフが担当するという話になっていた。こんなもの受け入れられるかね。こんな条件で仕事が出来るはずがない。

議論は終わった。私の契約はあと数日で終わる。それがマリ代表での仕事の全てだ」

(筆:Qoly編集部 K)

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