マンチェスター・ユナイテッドのライアン・ギグスに英国代表としてロンドン五輪に出場することを許可したようだ。元ウェールズ代表のキャプテンは英国代表候補の80人の中に名前が入っていると噂されていた。

『BBC SPORT』に掲載されている所によると、ユナイテッドは英国サッカー協会(FA)に対し、監督のスチュワート・ピアースに選手を選ばない様にコンタクトを取ったと言われてきたが、ギグスだけは特別扱いされているという。FAもギグスだけをオーバーエイジ選手として考えていると見られている。

メキシコのオーバーエイジ選手の一人として選ばれていたハビエル・エルナンデスについてはサー・アレックス・ファーガソンが「休息が必要」と発言。また、リオ・ファーディナンド、ウェイン・ルーニー、ポール・スコールズ、そしてジョニー・エヴァンスの五輪代表入りもユナイテッド側は拒否しているという。なお、トム・クレバリー、ダニー・ウェルベック、フィル・ジョーンズ、そしてクリス・スモーリングはEURO2012のメンバーに選ばれなかった場合、オリンピックに参加させる模様だ。

ギグスは1991年から2007年の代表キャリアで64キャップを刻んでいるが、ワールドカップやEUROなどのビッグトーナメントに参加した経験がない。

(筆:Qoly編集部 L)

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