チョン・ジョグク、2部降格のオセールを退団か?

6月24日、朝鮮日報紙は「フランス2部に降格したオセールに所属している韓国代表FWチョン・ジョグクは、FCソウルに復帰する可能性が高くなった」と報じた。

チョン・ジョグクは1984年生まれの28歳。FCソウルで活躍した後2010年にオセールへと移籍した。昨季はジャン・フェルナンデス監督の誘いでナンシーに期限付き移籍をしたが、20試合で2ゴールと結果を出せず。完全移籍のオプションは行使されず、返却されることが濃厚である。

先日、レキップ紙は「オセールはチョン・ジョグクとの契約を解除した」と報じている。それが正しければ、1年残っている契約は破棄され、移籍金なしでの国内復帰が可能となる。

2部リーグに降格した場合、選手の年俸を20%カットできる規定が存在する。しかしチョン・ジョグクは90万ユーロという高年俸だと言われており、ただでさえ財政難に喘いでいたオセールには支払える能力がない。チョン・ジョグク自身も2部リーグでのプレーを望んでいないという。

移籍が可能となった場合、かつて8シーズンプレーし209試合に出場、63ゴールを記録したFCソウルが獲得に乗り出すようだ。ソウルはキム・ソンヒョンがロンドン五輪に選出された場合1ヶ月不在となるため、前線に補強が必要な状況でもある。

チョン・ジョグクがオセールに移籍した際にはフリートランスファーであった。FCソウル側はまず移籍金の問題を解決することが先だと話した。

「報道が事実かどうかを最初に確認しなければいけない。事実であれば、チョン・ジョグクの去就を迅速に整理するようにしたい」

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