パリ・サンジェルマンは不調が続き、リヨンは首位をひた走る

12月1日、フランス・リーグアン第15節の7試合が開催された。

首位に浮上したリヨンはホームにモンペリエを迎えての一戦。マルセイユに大勝したミッドウィークの試合と同じスタメンで望み、1-0で勝利を収めた。

勢いを感じさせるプレーで序盤から安定したプレーを見せるリヨンは、27分に縦に速い攻めから先制点を奪取。ゴナロンのパスからバイタルエリアで前を向いたグルニエが裏に送る。素早く反応してイウトンを振り切ったゴミスが飛び出し、ゴールに決めた。この得点を守り切り、勝利を奪った。

サンテティエンヌが昨日いち早く試合を行い、アジャクシオと引き分けていたため、これでリヨンは2位との差を5に広げ、首位を堅持した。

リヨンの試合が終了した後、3位に付けていたパリ・サンジェルマンがニースのホームに乗り込んでの一戦に臨んだ。勝利すれば2位浮上が可能だったが、2-1と敗戦。勝ち点を伸ばせず3位に留まった。今日の試合でマルセイユが勝利すれば、CL出場圏内からも脱落する。

当然パリ・サンジェルマンが攻撃を多く仕掛ける内容とはなったが、チャンスを生かせず得点が決まらない。虎視眈々と反撃の機会を狙っていたニースが76分に先制点を決めた。ペナルティエリアでのツビタニッチの粘りからボーテアクがゴールに押し込み、貴重なリードを奪う。

その後イブラヒモヴィッチのフリーキックが決まって振り出しに戻るも、86分に再び勝ち越し。左サイドからのファークロスに対し、マクスウェルの外側が抜けたところにイセリックが飛び込んで、見事なボレーシュートを叩き込んだ。

パリ・サンジェルマンと同じく2位浮上の可能性があったボルドーは、ホームでソショーと引き分け、チャンスを逃した。

33分にセットプレーからピュジョルのヘディングで失点。40分にトレムリナスからのクロスからジュシエがヘディングを決めて追いつき、後半開始まもなく再びトレムリナスのクロスからグフランが逆転ゴールを決める頑張りを見せたが、終盤にソショーの新鋭ラファエル・ディアスの直接FKを決められてしまった。

逆にチャンスを生かしたのはヴァランシエンヌ。開始直後にフード・カディールのゴールで先制し、そのリードを守り切ってスタッド・ランスを破った。この勝ち点3で、ヴァランシエンヌは暫定5位に浮上。本日に試合を残すトゥールーズとは得失点差で5の差があるため、ほぼこの順位は確定だろう。

エヴィアンとナンシーは1-1で、リールとバスティアは0-0で引き分けた。下位に沈んでいる3チームが勝ち点を伸ばせず、リールも3試合勝ちがない状況となった。

(筆:Qoly編集部 K)

{module [170]}
{module [171]}
{module [190]}

【厳選Qoly】ヨーロッパでは驚き?「まだJリーグで現役を続ける信じられない5名」

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら