700万ドルの報酬を捨てて英国へ?

12月16日、AFP通信は「元フランス代表FWニコラ・アネルカは、現在所属している上海申花との契約を打ち切る交渉を行っている」と報じた。

記事によれば、上海申花の広報を努めているマ・ユエ氏がこうインタビューに対して話したという。

「クラブと選手本人の間で議論がある。私はその内容の詳細については把握していない。しかし、これまでのところ、我々は最終的な結論に達するまでには至っていない」

アネルカは今年1月にチェルシーを退団し、中国超級リーグの上海申花と2年契約を結び移籍、世界に衝撃を与えた。

しかしジャン・ティガナ監督がわずかな期間で解任されたことによってプレイングマネージャーに就任せざるを得なくなり、さらにシーズン後半にはフロントの権限を巡るトラブルから賃金未払い騒動が発生した。上海申花は大型補強の甲斐なく9位に沈み、アネルカ自身もわずか3ゴールと期待を大きく裏切った。

Sina.comによれば、アネルカは1年の契約を破棄し、およそ700万ドルの報酬を辞退することで既に合意に達していると報じられているが、上記のようにクラブはこの論説を否定している。

なお、アネルカに対してはイングランド・プレミアリーグのQPR、そしてウエストハム・ユナイテッドから関心を持たれていると言われている。

(筆:Qoly編集部 K)

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