クラブが1000万ユーロの違約金を支払えず

1月13日、RTは「ブラジル代表FWヴァグネル・ラヴは、フラメンゴからロシア1部のCSKAモスクワに復帰することが決まった」と報じた。

ヴァグネル・ラヴは1984年生まれの28才。ブラジル代表経験を持つストライカーで、2004年からロシア1部のCSKAモスクワで活躍した。

だがロシアの環境になじめなかったため移籍希望を長く表明し続けつつも、なかなか実現せず。昨年1月についにブラジル1部のフラメンゴと4年契約を結ぶことに成功し、会見では涙を流して喜びを表したことで話題となった。

しかし、当のフラメンゴがこのときに契約した1000万ユーロの違約金を約束通りに支払っておらず、まだ400万ユーロしか金銭が動いていないことが発覚。

そして、残り600万ユーロを支払うことをクラブは負債解消のために拒否し、契約不履行によりヴァグネル・ラヴの保有権はCSKAモスクワに戻されることとなった。

RT紙は「彼はロシアで最も成功したブラジル人選手であり、ドゥンビアとネツィドの負傷離脱を補うには大きい力となるが、いつもホームシックで悩んでいた」と記事を締めている。

(筆:Qoly編集部 K)

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