3月10日、AP通信は「人種差別的応援によって処分を受けたラツィオのサポーターが、ミシェル・プラティニUEFA会長を中傷するバナーを掲げた」と報じた。
ラツィオは10日にセリエA第28節、フィオレンティーナとのホームゲームを戦った。その際にサポーターがこのようなバナーを掲げていたという。
「1985年5月29日、ヘイゼル。彼は力強くプレーし、そして39人の死者の前で喜んだ。プラティニには何のモラルもない」
このサポーターの反応を受け、UEFAは本日ラツィオから事情を聞く予定を立てている。
UEFAは1月末、ラツィオのサポーターが人種差別的応援を繰り返した事に対しての処分を決定。罰金の他、ヨーロッパリーグでは3月14日に行われるシュトゥットガルトとの決勝トーナメント2回戦セカンドレグ、ならびに次に行われるホームゲームで観客をスタジアムに入れることを禁止すると発表していた。
【厳選Qoly】サガン鳥栖MF長沼洋一「WBが嫌だった」から始まった武者修行…川井健太監督との出会い、苦節8年目での二桁ゴール(インタビュー)