その結果プレーオフ第2戦、そして親善試合のオランダ戦とともに無失点で勝利を収めており、チームのバランスは向上していると考えられる。やや攻撃の爆発力が落ちている感もあるが、もともとそれほど優れていたとも言いがたいので、特にダメージとなってはいない。むしろキャバイ、マテュイディ、ポグバのハードワークが機能することで、守備と攻撃の結びつきは強くなっている。

ただし、問題はここのところマルセイユでマテュー・ヴァルブエナが調子を崩しており、苦難の時を過ごしていることだ。ワールドカップまでに彼が本調子に戻らなければ、グループに大きなダメージとなることは間違いない。前述のリベリがチームを引っ張れるかという点と同じく、ヴァルブエナの回復具合もチームの浮沈を握ってくるはずだ。

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