3月27日、『Gazzetta dello Sport』や『Corriere dello Sport』など各メディアは、「パルマの主将を務めているアレッサンドロ・ルカレッリは、チームに残るか引退するかしか考えていないと話した」と報じた。

19日に裁判所から破産宣告を受けたパルマ。イタリアサッカー連盟からの融資によって試合を開催することは出来ているが、シーズン終了までに負債を支払ってくれる新たなオーナーが見つからない限り、アマチュアリーグへの降格が言い渡されることになる。

キャプテンであり債権者委員会のメンバーも務めているアレッサンドロ・ルカレッリが記者会見に臨み、様々な問題について話した。

アレッサンドロ・ルカレッリ

「木曜日に連盟の評議会があった。将来的に、クラブや選手を保護するための規則を生み出せることに、多くの誇りと満足感を覚えている。

規則に抜け道があったために我々は苦しんだ。しかしシステムを改善させることが出来たのなら、多くの満足がある。ただパルマのためでなくね。

予算の監視は、今クラブの会長を務めている者、そしてこれから会長になる者のためにある。

我々はサッカーのシステムの大きな変化に向かって動き出している。誰もを幸せにするために。それはパルマのためでも、ルカレッリのためでもない。何か月かかるとしてもね。

これはサッカーだけの問題じゃないんだよ。残念ながら、イタリア人のメンタリティにおける典型的な問題なんだ」

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