キム・グンチョル

所属:PTTラヨーンFC (2部)
ポジション:MF
年齢:31歳
過去に所属していたJクラブ:磐田(02-04)、湘南(03-04 *磐田からのレンタル移籍)

かつて韓国の高校サッカー選手権でMVPを獲得し、韓国中が将来のA代表として大きな期待を寄せていた逸材中の逸材。

だが高校卒業後に入団したジュビロ磐田ではスタメンを獲得出来ず、レンタル先の湘南でもインパクトを残せぬまま2005年に韓国へ帰国。Kリーグの数クラブで準レギュラークラスとしてプレーした後、中国2部の瀋陽中沢を経て2014シーズンにタイ・プレミアリーグのシンタールアに移籍。中盤のレギュラーとして活躍しチームの1部残留に貢献した後、今シーズンは2部に降格したPTTラヨーンでプレーしている。

PTTラヨーンはタイの石油公社がオーナーを務める裕福なクラブのため、おそらくシンタールアよりも高額の給与を提示されたのだろう。ただ鼠蹊部の治療で韓国に一時帰国するなど、満足な成績を残せずにいるようだ。

ボッティ

所属:アーミー・ユナイテッド
ポジション:MF
年齢:34歳
過去に所属していたJクラブ:神戸(07‐11)

かつて神戸で5シーズンに渡り活躍したブラジル人MF。

アーミー・ユナイテッド移籍当初は持ち前のテクニックで攻撃陣を牽引し、タイメディアから非常に高い評価を得ていたようだが、シーズン終盤に足首を負傷。この負傷が今シーズン開幕まで響き、現在に至るまでプレー出来ずにいる模様。チームは現在5位につけているだけに、チーム躍進のため早い回復が望まれる。

動画はアーミー・ユナイテッドが昨年8月、タイ王者ブリーラム・ユナイテッドと対戦した時のハイライト。ボッティは神戸時代と変わらない背番号10をつけて出場。開始早々に見事なロングシュートを決めホームのブリーラムサポーターを沈黙させている。確かな技術と意外性あふれるプレーは相変わらずだ。

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