イタリアの辣腕代理人、エルネスト・ブロンゼッティがカルロ・アンチェロッティの去就についてレアル・マドリーと話し合いを開始したようだ。

『Calciomecato.com』によれば、レアル・マドリーと深いパイプを持つブロンゼッティがミラン側の代表としてアンチェロッティ復帰に動いているという。本日、レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長と会談する予定であり、アンチェロッティの契約解除を求めるようだ。なお、その際、350万ユーロ(およそ4.7億円)の補償費を支払う必要があるという。

ミランがアンチェロッティを復帰させようとしている理由の1つにはクラブの株式売却が絡んでいるようだ。ミランのオーナー、シルヴィオ・ベルルスコーニは保有する株式の一部を売却することを目指しているが、買い取り条件の一部にアンチェロッティの復帰があるとのこと。

アンチェロッティは2000年代にミランで黄金期を築き上げた実績がある。投資家にとってリスクを減らすための必要な条件かもしれない。

なお、昨夜マドリードでブロンゼッティとアンチェロッティが会食していたとも報じられている。

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