8月4日、『Lessentiel』や『Nu』は「オランダサッカー連盟(KNVB)は、ビデオ判定の導入に備え、9月から審判にトレーニングを行うことを発表した」と報じた。

現在サッカーにおいてはラグビーやテニス、MLBのようなビデオ判定の制度は導入されておらず、FIFAが許可を与えていない。

しかし連盟でコントロールディレクターを務めているハイス・デ・ヨング氏は火曜日に行われた年次総会において、ビデオ判定の導入に備えて審判のトレーニングをスタートさせることを宣言した。

これはピッチの審判以外にビデオアシスタントレフェリーを置くことによってきわどい判定の際に助言を行えるようなシステムで、昨年22試合で行った実験では平均8秒で判定が可能だったという。

オランダは昨年KNVBカップに試験的にビデオ判定を導入することを提案したが、国際サッカー評議会(IFAB)、国際サッカー連盟(FIFA)の規約に抵触するために認められなかった。

しかしオランダは今後開かれるFIFA、及びIFABの会合において再びビデオ判定の試験的導入の許可を求める予定であり、もし導入が決まった際に即座に実用に移れるように準備を進めていく方針であるとのこと。

ハンス・デ・ヨング氏はFIFA会長が変わる2016年3月の会合において許可が下される可能性があると考えており、2016-17シーズンにKNVBカップでテストを行うという計画に対応できるように動いているという。

なお、ゴールライン・テクノロジーについてはオランダはまだ導入を決めておらず、財政的な問題によって全てのスタジアムにインストールが可能なのかどうかを検討している最中である。