また、『Calciomercato』は「ACミランは、ゼニト・サンクトペテルブルクのベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルの獲得に向けて動いている」と報じた。

ヴィツェルとの接触は以前から報じられていたミランであるが、移籍金が高額であることからその交渉は長い間中断されていたと言われている。

ゼニト側は3500万ユーロ(およそ47.5億円)の価格を崩さず、ミランは出せても2500万ユーロ(およそ33.9億円)という状況で、両者の溝は埋まっていなかった。

その間にミランはサンプドリアのロベルト・ソリアーノの交渉を進めてきたものの、こちらでも条件については紛糾。

ミラン側は1000万ユーロ(およそ13.6億円)、あるいは1000万ユーロ+アントニオ・ノチェッリーノを提示していたという説があり、サンプドリアは1300~1500万ユーロ(およそ17.6~20.4億円)+ホセ・マウリ、あるいはノチェッリーノという条件を希望していたと言われている。

しかし、シルヴィオ・ベルルスコーニ会長はソリアーノの獲得に元々あまり前向きではなかったとのことで、交渉に向かっていたアドリアーノ・ガッリアーニ氏に対して中断を命令したとのことだ。

ミランはこの後ヴィツェルの獲得に向けて全力を尽くすのではないかと推測されており、オファーを3000万ユーロ(およそ40.7億円)まで増額してゼニトとの交渉に臨む可能性があるという。

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