「ユヴェントスが抱える5つの問題点」

彼は昨季のチャンピオンズリーグでレアル・マドリーを相手に70分出場し、傑出したプレーを見せた。彼がユヴェントスの中盤で欠かせない選手になるための道は舗装されたようだった。

元ジェノアのMFはそれから期待外れの内容を見せていった。それは夏に行われたU-21欧州選手権でも顕著であった。

彼はキエーヴォ戦でピッチにいた選手のなかでも最悪であった者の一人で、ファンにブーイングを受けた。後半にはフアン・クアドラードと入れ替えられた。

このミッドフィルダーは、今季の前半戦で本来の能力を取り戻すことが出来るのだろうか？

パウロ・ディバラは得点した。彼は今季のユヴェントスで唯一ネットを揺らしている選手だ。しかしキエーヴォ戦ではその大部分で元気を失っていたようだ。

彼と並んでプレーしているアルバロ・モラタも、ゴールに餓えた殺し屋の姿は見る影もない。

彼らはお互いの理解を得るために苦しんでいる。アレックス・サンドロのクロスが誰も触らずに流れていくところを、ベンチに座っているマリオ・マンジュキッチはフラストレーションを溜めながら見ていただろう。

しかし、マンジュキッチがピッチに送り出されたあとは、そのようなハイボールの提供は消え失せてしまった。ストライカーにとっては心配な時間だ。

夏の新加入選手アレックス・サンドロ、エルナネス、フアン・クアドラードは土曜日の夜に良いプレーをした。それがアッレグリ監督にとってポジティブな点の1つだろう。

チェルシーから借りているクアドラードは、残りの20分で出場し、キエーヴォの守備を自信に満ちたランで困らせていた。そしてペナルティキックを獲得した。

サンドロは左サイドバックで優れたパフォーマンスを見せた。アッレグリが求めたこと全てをやってのけた。無尽蔵のエネルギーで前線を助けた。

しかし、ユヴェントスの前線は彼が提供してくれたサービスを活用することが出来なかった。

同じブラジル人のエルナネスは、強さのある走りを見せ、印象を残すために死にもの狂いだった。アルバーノ・ビサーリのパフォーマンスがなければハットトリックを決められたかもしれない。

Qoly - Football Web Magazine