6人の少年、そして“かつての少年”が1人。フットボールは、われわれから最高のものを引き出してくれる。

いつもこう言うんだ、「いいかい、楽しむんだ。勝利には大きな犠牲が伴う。楽し負ければ、やってられないぜ」。
ー204ページ

フットボールは多くのものをくれた。プライド、栄誉、そして善行をし、人を助けられる可能性。

この子たちに出会ったことは、胸が張り裂けるような思いだ。

厳しい現実だが、同時に多くの人々の関心を集め、彼女たちのような子供への支援を求めることは美しい。

この数年にわたって出会った人々は、誰もが素晴らしかった。
ー243ページ

垣間見えるモウリーニョの人間性

いかがだっただろうか?

ちなみに、弊社でもモウリーニョとは会うチャンスを頂いたことがある。その時に、取材したメンバーによると素顔は笑顔が素敵な紳士であり、ユーモアあり、人なつっこさありでチームの選手に対しても家族のように接していたという。

厳格なイメージのあるモウリーニョだが、本書は、そんな氏の本当の姿を垣間見ることができる。

ちなみに、1つイジワルなことを言うと、本書にはファーガソンのようなライバルとなる監督も出てくるのだが、アーセン・ヴェンゲルやジョゼップ・グアルディオラら関係性が良くないと思わしき人物は一切でてこない…そこもまた、モウリーニョらしいウィットだろうか。

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