しかし、片山のロングスローはこれで終わらなかった!

62分、今度は自陣のやや深い位置から愛媛のエンドへとロングスローでボールを運ぶと…

これを押谷祐樹がポストとなって赤嶺真吾へと落とし、シュート!

これは相手GKに弾かれるも再び押谷が反応してクロスを入れ、最後は田中がヘディングでゴールをこじ開けた。

そしてついには、スローインで“アシスト”をキメてしまう!

1-1で迎えた85分、さきほどとほぼ同じ位置から片山がロングスロー。

またも弓矢のようなボールが愛媛ゴール前に飛んでいき、今度は赤嶺が叩きつけゴールに!

これで試合は2-1。岡山が土壇場で逆転に成功した。

それにしても、ものすごい助走である(カメラがこれだけ“引いている”のもすごい)。

これだけ助走を取っていると守る方からしてもロングスローが飛んで来るのは分かっているはずのだが…「分かっていても止められない」のがこの手のスローインである。

スピード自体はデラップのそれにやや劣る印象だが、それでもスローインで2点を演出するという“精度”は本家顔負けである。

片山は“和製デラップ”になることができるだろうか?

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