FW:アブドゥル・アジーズ・アル・マクバリ

個人的に好きということも含めて、もはや彼が点を取らないと誰も取れないと言えるアル・マクバリを挙げたい。

ポストプレー、シュート技術、ドリブルでの持ち込み、キープ力など様々な能力に優れている。彼の場合必要なのはもはや点を取ることだけだ。ライード・イブラヒムやカーシム・サイードからのお膳立てを生かしたい。

MF:フサイン・アル・ハドゥリ

オマーンの将来を担う天才司令塔!と言われて何年経ったことか。16歳から代表に呼ばれ、17歳でアジアカップに出場し、ロンドン五輪予選で得点王。将来はどうなることかと思ったのだが・・・。

とはいえまだ26歳。ポール・ル・グエンがイード・アル・ファルシを重用したので出番を失っていたが、ロペス・カロに代わって出場機会を取り戻した。復活した「元天才」のプレーに注目したい。

MF:ライード・イブラヒム

ポール・ル・グエンが発掘したと言えるセンスあふれるMF。地味だがスマートなプレーが出来、欧州の監督に愛されるタイプだ。

ロペス・カロ監督も彼を先発起用する機会が多く、その実力は買っているようだ。表にはあまり出ないかもしれないが、彼が試合の中で重要な役割は担ってくるはず。

【次ページ】メンバー表は?