編集部I

選手名/所属チーム:エラン・ザハヴィ(マッカビ・テル・アヴィヴ)

試合データ:イスラエル1部リーグ20節、対マッカビ・ペター・ティクワ戦

ゴールを全く見ないままバックステップしつつ合わせた超絶バイシクル。当時のピーター・ボス監督(現アヤックス)も、自分はあんなの一度も決めたことがないと驚嘆していた。ちなみに、かつては「カッサーノ以上の才能」とも言われたザハヴィは、こういったアクロバティックなシュートを得意とする選手でもある。

編集部S/編集部Q

選手名/所属チーム:モード・ファイズ・スブリ(ペナンFA)

試合データ:2016 マレーシア1部リーグ 第2節

編集部S:まさに“魔球”と呼ぶべき一撃。その軌道の無慈悲さは、後ろから見ればよく分かる。素晴らしいフリーキックはいくつも決まったが、「再現不可能性」でこれ以上のものはそうそうないだろう。無名の選手による得点だが、FIFAの年間ベストゴール賞「プスカシュ賞」でも最終候補入りを果たしており、受賞が期待される。

編集部Q:かつてのロベルト・カルロスを彷彿とさせるような魔球。物理の法則が乱れたとしかいいようがない軌道で、マレーシアリーグでこのようなボールを蹴る選手がいるのか!という世界の広さも認識させた。後にプスカシュ賞にノミネートされ、ファイズ・スブリはこう言った。「トレーニングでは試していたが試合で使ったのは初めてだった」「マレーシアをサッカーの世界地図に載せるほどの努力をした気がする」と。

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