『Reuters』は4日、「江蘇蘇寧の監督を解任されたチェ・ヨンス氏は、中国人選手の戦術理解に苦言を呈した」と報じた。

かつてJリーグでもプレーしたことで知られる名FWチェ・ヨンス。引退後は指導者として頭角を現し、2012年にはFCソウルでKリーグを制覇した。

その後AFCチャンピオンズリーグでも決勝進出を果たすなどして結果を残し、昨年夏に中国超級リーグの江蘇蘇寧に引き抜かれた。

昨季は2位という好成績を残したものの、今季は多くのタレントを擁しながら下位に沈み、残留争いに巻き込まれている。

それを受けて江蘇蘇寧は先日チェ・ヨンス氏の解任を決定し、指揮官の入れ替えを決断した。

チームを離れることになったチェ・ヨンス氏はインタビューに対して以下のように話し、中国人選手は戦術理解が乏しいと語ったという。

チェ・ヨンス

「中国超級リーグのクラブは、世界レベルの施設を所有している。そして指導者のレベルもかなり高いが、中国人選手たちの理解力が比較的弱い。

同じ戦術を使うとすれば、韓国人の選手は85%は理解してくれるだろうが、中国人の選手は60%以下になる。

それは、外国人監督にとっては、持っている技術を見せることを難しくさせるものなのだ」

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