トレント・アレクサンダー=アーノルド

リヴァプールでのトレント・アレクサンダー=アーノルドの役割は、今「精査されている」状況にある。彼の強みはわかるが、弱点はどうカバーすればいいのかと。

この数年の試合においてサイドバックからクリエイティビティを発揮し、前例のないような攻撃面での結果を残してきた。ディフェンダーとしてのアシスト記録も打ち立てた。ポジティブな点が守備のネガティブな面を遥かに上回った。

しかし今季の大半はそうなっていない。チームの崩壊は多面的なものであり、前線のプレスの衰退、中盤の運動力減少などが彼に大きな影響を与えている。

彼は生まれながらのディフェンダーではないが、もはや言い訳は利かない。守備に関しては明らかに緊張感を欠いている。クロップ監督は彼から最高のものを引き出すための方法を見出さなければならない。