トルコ石カラーのユニがほとんどない

世界中で人々を魅了し愛される美しきトルコ石(ターコイズ)。石のみならずその色自体も人気があり、ターコイズ色は多くのチームでユニフォームに度々使われている。

だがトルコ代表のユニフォームにこの色が使われたのは、たったの2度。2008年(写真上)と2016年の各アウェイユニフォームだけである。

ユニデザインの幅も広がるだけに、これだけ有名で国を代表するトルコ石の美しい色を使わないとは何とももったいない話。

...と思ってしまうが、実はトルコ石の原産地はトルコではなかった。

トルコ石はかつてペルシャ(今のイラン)やエジプトなどで採取され、それが西側諸国へ運ばれる際にトルコを通過したことからその名が付いたという。トルコ自体はこの石とは無関係だったのだ。

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そんなターコイズ色のユニフォームは2008年と2016年の欧州選手権でそれぞれ着用。どちらも美しい色が人気である。

国とは直接的に無関係の色のためデザインに使いにくいのかもしれないが、注目が集まる欧州選手権のユニに2度も採用したということは、本音ではトルコもこの色をもっと使いたいのかもしれない。

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