この夏、フェイエノールトがクラブ史上最高額の900万ユーロ(14.1億円)で獲得した日本代表FW上田綺世。

怪我もあってここまで1ゴールに留まっている一方、メキシコ人FWサンティアゴ・ヒメネスはすでに12ゴールを叩き出している。

そうしたなか、オランダの著名なサッカージャーナリストであるヴァレンタイン・ドリーセン氏は『De Telegraaf』でこんな話をしていたそう。

「アルネ・スロット監督は他の選手を貶めるような発言をしないように常に細心の注意を払っている。

だが、彼はヒメネスが戻ってきたことに大喜びしたと言った。それは彼が上田には完全には満足していないことを示すものだ。

彼(上田)はCLアトレティコ・マドリー戦で得点に絡んだが、フェイエのストライカーに期待されるような印象は残せなかった。

ヒメネスがあの調子なら、どのチームも彼を起用する。彼はズウォレ戦でも違いを生み出したし、このアベレージをキープできれば凄いことになる」

フェイエのスロット監督はまだ上田のプレーに満足していないと感じているようだ。

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エールディビジ8節終了時点でフェイエはリーグトップとなる28ゴールを記録しているが、得点源となっているのは間違いなくヒメネス。とはいえ、加入したばかりの上田はまだまだこれからのはずだ。

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