平井はひた向きな姿勢

J1横浜FMを契約満了となったDF平井駿助(21)もクラブから契約満了リリースが出ておらず、人知れずトライアウトに参加した一人だ。この日はセンターバックで25分ハーフの11対11ゲームに出場し、相手ストライカーへのチェックやブロックなどで体を張ってアピールした。

試合前のアップ後にコーンを片付けるスタッフの手伝いに加わるなど、実直かつひた向きな人柄は関係者からの評価も高い。細やかな気配りを見せながら、ピッチでも存在感を出していた。

トライアウト後に取材を受けた平井は「いつもやってる選手じゃない選手とやって、新しい感覚というか。サバイバル的な気持ちで臨めていい経験になったと思います。僕は緊張したら結構下に行っちゃうタイプなんです。遊び心を持ってやったんですけど、体力がキツかったです」と振り返った。

今季はJFLレイラック滋賀に期限付き移籍をして、リーグ戦28試合5得点1アシストと主力として活躍。チームは上位争いを繰り広げたが、惜しくもJリーグ参入を果たせなかった。主にセンターバックを務め、チーム状況に合わせて右サイドバックでプレーすることもあったが、今季で横浜FMから契約満了を通告されたという。

ただ名門横浜FMでは大きな経験ができた。

「J1優勝争いするクラブで1年だけしかいなかったですけど、練習からすごい雰囲気でやっていました。継続が大事だと思いました。そういう経験を忘れずに継続していければいいと思います。(プロで学べたこと)先輩との関わりはプロに入って苦労した部分もあったので、そういうところは自分から喋りに行って、向き合って改善しようと思ってやってきたと思っています」とチームに感謝を述べた。